クリスタルライニング工法
概要
防食性を有する無溶剤型エポキシ樹脂モルタルをコンクリート構造物に塗布し、止水(接着補強型止水工)、防食(塗布型ライニング工)、補強(補強ライニング工)、マンホールの耐震補強を行う、機械を使用しない人力施工による工法です。
特徴
- 耐酸性・耐アルカリ性・耐久性・塩害対策に優れています。
- 鉄筋コンクリートの劣化防止に最適です。
- 外水圧0.2MPa・内水圧0.6MPa以上に耐えるので、完全止水および防水が可能です。
施工前
施工後
PPSライニング
概要
あらかじめ工場で、補強材に樹脂を含浸させたシート(PPSシート)を、2種類のプライマー(ベースプライマー・貼付プライマー)によりコンクリート施設に貼付けた後、紫外線(太陽光)により硬化・強固に固着させ、ライニングする工法です。
特徴
- 自然光により硬化します(UVランプでも可)
- スピード施工で工期短縮
- 水理性能が向上します
- 優れた耐摩耗性
- 形状を選ばない自由な施工
- 施設と強固な接着
- 優れた耐候性
施工前
施工中
施工後
PML工法
概要
表面部材である突起付高密度ポリエチレン製のPLライナーまたはPLパネルで防食膜を形成し、内側に専用型枠であるPMLセグメントを設置後、マンホールの既設断面との間に流動性の高い高強度で無収縮のPLモルタルを注入し、マンホールとポリエチレン製更生材を一体化する更生工法です。
特徴
- 1~3号マンホールおよび特殊形状のマンホールに対して施工が可能です。
- 優れた耐荷性能を有します。
- 優れた耐久性能を有します。(耐薬品、水密性、耐摩耗性)
- レベル1,2振動に対し、耐震性を有します。